景色を語る上で、雲の形と言うのは大きな要素ではないかと思います。
雲の雰囲気が変われば、その印象は大きく変わります。
当たり前の話ではありますが、山が近い、海がある、盆地になっているなど、その土地土地の状況によって、雲の形が代わり、時にはダイナミックな風景となります。
どこが好きかは、それぞれの好みであるとは思いますが、近江地方の景色は、少し他の土地と趣が違うように感じられます。
きっと、それは、山々に囲まれ、日本一の大きな湖があり、また田園が多いと言う特徴が作り出すものであると思います。
冷静に考えればそう言ったことなんだろうと思いますが、私にはなんとも新鮮なものに感じます。
目の前一面に広がる田園風景、その向こうの山、そしてダイナミックに沸き立つ雲は一見の価値があるのではないかと思います。