雨降りとバイクと私

 以前 このブログを始めた頃、しなくてもいい一念発起により オートバイ通勤をする事にいたしました。

 まあ まったくどうでもいい一念発起ではありますが・・・・・・笑

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その理由も実に単純なもので、折角免許があるんだから もう一度くらいは乗っておくかなぁ・・・・程度のものです。

d0047078_2373496.jpg しかし まあどんどん年を重ねていく毎にだんだんと乗らなくなる可能性は強いでしょうし、また 今乗らなければ5年後10年後乗ることはまずないのだろうなぁ・・・・・・・

 そう 思ったとき、これは最後になるかもしれないので乗っとくかな・・・・・?
そして バイク通勤がはじまりました・・・まあ 年甲斐もなく・・・・・・・笑

 日本には四季があります。
寒いときは 本当に体中が凍りそうになります。

 やがて春が来るわけですが、一年中付きまとうのは雨の心配です。・・・・そこが俄かオートバイ乗りなのでしょうが・・・・・笑

 そんな軟弱に始まった私の第O代目のバイク人生ですが、まあ 雨の日は家の車を使いながら天気予報とにらめっこの日々が続くわけですが・・・・それでも いつかは雨に降られます。



 ・・・・・・・・・・・・・・・雨の中・・・・・・・・・・・・・・・

ヘルメットにあたる雨粒の音が まるで主役のように大きく聞こえる。

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オートバイ用のレインウェアを着ているので実際に濡れているわけではないけれど・・・・・その薄い防水布の上から 大粒の雨があたる感覚はリアルにある・・・・・・

 「まったく 今日はひどい雨だ・・・・」

 ヘルメットの中で一人呟く・・・・・
全身雨でびしょぬれになっているような気分だ。

ヘルメットをつたう雨で 視界はあまりなくかろうじて前の車が見える程度だ・・・・・。

信号待ちの間はまるで雨の音が辺りの空間を支配しているかのようだ。

d0047078_22592530.jpg走行中は、バイクの音 車のタイヤの音 そして雨の音は一際大きくなり 前方をはしる車のしぶきで視界がなくなっていく・・・・・。

 バイクは、普段でも妙な感覚がある。

静寂・・・・と いうのは正確な言い方ではないと思うが、実に孤独な感じがする。土砂降りの中では そう効果がより強いようだ・・・・・・。

 雨がまるで現実と非現実を支配しているようだ・・・・・そこにあるのは 周りの世界から完全に切り離された孤独があった・・・・まったく奇妙で面白い空間だ・・・・・。

 「そう言えば・・・・雨をこんなに身近に感じているのは 一体何年ぶりだろうか・・・・・?」

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 随分昔のような気がする・・・・小学生くらの時だろうか・・・・傘にあたる大粒の雨の音・・・長靴で水溜りの中を踏んづけたり 飛んだりしたあの時だろうか・・・・?

 まったく可笑しな事だけど・・・この年になってそんな子供の頃の感じたあの雨の日の感覚を思い出すなんて・・・・・・


・・・・・・・・・・・・誰にもみえないヘルメットの中で一人微笑んでいる自分がいた・・・・・・・・・・

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by squeu | 2005-08-31 23:07 | ありふれた日常


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