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お祈りタイム in 会社

随分久しぶりに更新致します。

前回、一応インドネシアから帰国すると報告はしておりましたが、先週またインドネシアにやってきました。
本当は来る予定ではなかった気がするんですが、雰囲気で飛ばされた的な感じてで非常に迷惑しております。今回から少しインドネシアの話をしていきたいと思います。

国民の90%がイスラム教徒であるインドネシアは、会社の中にお祈りの場所が設けられています。1日に5回のお祈りを生涯欠かさずにやる。宗教の重さを感じずにはいられません。
こと宗教に関しては、彼らの琴線に触れないよう十分に気をつけなければと気持ちを引き締めなければと少し緊張をいたします。
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私と言えば、平均的な日本人と申しますか、特に宗教に傾倒しているわけではありませんので、宗教規則を守っている方々の感覚はやはりわからないと思います。

金曜日には、昼に大々的なお祈りがあり、休憩も30分余計に取ります。まあ、その分、平日に分散させているようですが、しかし、連続稼働して歩留まりを上げるような職場にとっては、非常にやにくいであろう制度です。

このお祈りの場所は、公共施設にはまずあります。
例えば、ホテル、モール、空港などにもあり、お祈りに対する真面目な姿勢を感じます。本当か嘘か良くわかりませんが、この祈りの場所の設置は、法律で定められているらしいです。
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そこは我々日本人が立ち入れない聖域が存在します。
しますけれども、どうも中東のような厳格さはないようで、女性も頭は覆っていますが、目以外は黒い布で隠すような厳格さはないようですし、テレビに出ている女性(全てではないと思いますが)は、していない人が多いようです。

その頭巾(チャードル)をつけた場合は長袖で足元まで隠れる服がセットになるようですが、なんでも一度つけたらその後はつけ続けなければいけないルールらしく・・・つまり一度も着けなければつけなくてもいい、とのことです。

これは日本人に聞いたので、どこまで正確な話なのかはわかりませんが、その辺が実に曖昧のようです。ちなみにテレビに出る女性に関しては、人によりけりでつけたりはずしたりしていると思う・・・らしいです。こちらはインドネシア人に聞きました。
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つまり、どちらかと言うとソフトイスラムなのかと思います。
チャードルをつけていない、若い娘も増えてきているとのことで、経済発展とともに少しづつ、イスラム文化に変化が起きているのではないかと感じます。

いいのか悪いのかは、わかりませんが、このお祈りの時間、特に金曜日などは生産効率が大きく落ちると思われますし、ラマダン期間も生産力が落ちるとのことです。

工業化は、人々に物質的な裕福な暮らしを与えますが、一方昔ながらの文化と豊かな心を壊していく側面があると思います。このイスラム制度があるうちは、インドネシアの生産効率は、ある程度限定されるのかも知れません。

その代わり今ままでの文化と昔ながらの豊かな心は保たれ、そして経済発展しきれないということは、長い間賃金メリット、つまり外国企業が生産拠点とする理由を他の国より長く保持するメリットもあるとも言えます。
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経済成長は、いつか賃金メリットがなくなり、確実に終わりの日があると思います。また、どんなに効率化しても、低賃金国のコストには太刀打ちできないのが現実であると思います。そうなれば外国資本は次の国へ移動していくわけです。

急激ではなく、ゆっくりと上向いてく成長を長く保持できるのは、良くなる希望の時間が長く感じることができるとも言え、それは決して悪いことではないのではないか、とそんなふうに感じました。

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by squeu | 2016-09-25 22:52 | ikokuにて・・・