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リベンジ ハッチョウトンボ

 みなさん どうも~一週間振りのご無沙汰で~す!

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本日は、以前撮影したハッチョウトンボをもう一度しっかりと撮って来ましたのでその顛末と撮影画像をお送りします。

d0047078_12151433.jpg さて いつもの湿地帯へ、いざ・・・・・暑い・・・・!
どこの雑木林もそうでしょうが、私が良く行くところも細い道はあるんですが夏に近づくとところどころ草が道に覆いかぶさってきて、文字通り『掻き分けながら』進むことになります。
 最初の夏は道が無いと思ってしまい、わき道にそれたらいつの間にか道がなくなっていて急斜面を木をつかまりながら降りてきたこともありました・・・・笑。

 一応 長袖を着ていくんですが何度脱ごうと思うことか・・・しかし 毛虫がところどころ顔を覗かせるので少なくとも草の覆いかぶさったところを抜けるまでは我慢です・・・・。
まあ もともと道なのでそんなに掻き分けている時間が長いわけではありませんが・・・。

 途中 いろんな昆虫に会いました。
チョウトンボ・クロアゲハ・キタテハ・イカリモンガ等 なかなか写真には写ってくれませんが、中でもイカリモンガは翅の鮮やかな蛾で今年は是非満足の行く一枚を撮りたいものです。

 話が随分それましたが、そしていつもの湿地帯に着くとハッチョウトンボの数はまた増えたようです!至るところにいます。

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 この狭い空間でこれだけたくさんの個体が同居しているのは、昆虫の中でも比較的珍しいのかな・・・?確かに 一時的に密集していることはあるように思います。たとえば 羽化したとき 給水 交尾の時などですが・・・ハッチョウトンボの場合、ほとんどの個体は生まれてから死ぬまでの間この狭い沼で過ごすのではないかという印象を受けます。

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 ハッチョウトンボの体の大きさを考えると私が感じた狭い空間でも 彼らには十分に広い世界なのかもしれませんが・・・・。
 実際のところ 生活場所から2キロくらい離れたところで繁殖する事もあると言う話なので全てがどこにも行かないわけではないのでしょうが、まあ ほんの少し自然の入り口にたって眺めているだけの私にはそう思えただけかもしれませんが・・・・笑。

 ハッチョウトンボの色ですが、よく見てみる実にさまざまな色のものがあります。

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色の薄いものは、生まれて間もないのでしょうか?

しっかりと赤い色に染まった個体も多数発見・・・?というよりは足元に一杯います(笑)。こちらが♂なんですが、オスの個体は非常に目立つためかこちらばかり目に付きます・・・まあ そこが素人なんですが・・・笑。
もちろんメスも 目を凝らせば発見できます?いや 出来ました。
しかし 実際のところはどうかわかりませんが、オスよりメスの方が随分多いように感じました。



また 最初であったときは小雨が降ってきて撮影時間的に厳しかったのもありますが、♂しか撮影しませんでした。しかし メスに出会ってみると こちらの方がなんとも魅力的に感じてきました。



 一説にはヒラタアブに擬態しているという説もあるようですが、個人的には どうなのかぁ?と思わなくも無いです・・・と いうよのも 自分より小さいものに擬態するものはあまりないのでは?と思うからです。
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d0047078_1203724.jpg  まあ たしかにからだの硬さから考えると ヒラタアブの方が硬いでしょうけど、流石に小さい!ハッチョウトンボが小さいとはいえ 15mmから大きいものでも20mmちょっとでしょう。ヒラタアブは10mmちょっとしかありませんので擬態の意味はない気がいたします。


 それはさておきこの小さなトンボをみていると実に不思議な生き物をみているような気になってきます。


 これは私の持っている固定概念に起因するものなのでしょうが、トンボの大きさと言うものに対して私の中ではおそらくしっかりとした基準が存在するんだと思います。が、このハッチョウトンボの大きさがその概念に合わないのでしょう・・・・何度見てもミニチュアをみるようなかわいらしさを感じます。



 夏が過ぎまでハッチョウトンボの季節は続きます。
あと2,3回は彼らに会いに行きたいと思います・・・・・・
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by squeu | 2005-06-19 12:20 | 雑木林 | Comments(4)

SUNNY DAY

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日曜日・・・少し遅い朝・・・・

まだ 体がだるく感じる。

二杯目のコーヒーを呑みながら軽い読み物を読んでいる。

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外で鳥のさえずりが聞こえる・・・・。

 少し暑い日が続いたが、入梅の影響か今朝はちょうどいいくらいだ。

窓からは 強すぎない日差しが差し込み・・・・心地よい風が手に持っている雑誌をかるくなでていく・・・・・。

 部屋の片隅では子供が毎日曜日の朝の番組にかじりついている・・・・このときだけは静かだ・・・笑

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 しがらみ・自分への課題・将来 いろんなものを引きずりながら生きている気がする。

    ふと雑誌から目を上げる・・・・・

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その時だけ そんな日頃の焦燥感がテーブル越しの日差しの中に溶け込んで消えていった・・・・そんな気がした・・・・。
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by squeu | 2005-06-12 17:16 | ありふれた日常 | Comments(6)

小さな葉の上の大きな世界

 季節が変わり温度の上昇と共に、沢山の虫が森を賑わすようになりました。

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d0047078_15555031.jpg私たちが気づくかどうか?そんな事にはお構い無しに 森の中には沢山のドラマで満ち溢れているます。

食べる者もあれば 食べられる者もあります。
そんな 当たり前の事が毎日繰り返されています。

 「葉の上」

 そこにはいろんな生命がいます。
そしていろんな生命がいれば 必ずそれを糧とする生命が存在し その生命もまた捕食され そんな豊かな生態系が森を支えています。

 そんな自然の中にいると それがグロテスクかどうかは、別世界の私たちの勝手な判断基準であり それぞれに必死に生きてる・・・ただそれだけの事のように思うと妙な爽やかさを感じるときがあります。

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d0047078_1559035.jpgとは言ってももちろん私も嫌いな虫もありますが、そんな虫でさえ こいつらは 今を一所懸命生きてるだけなんだ! そう思えたとき 少し違う感情が沸き起こってきます。

 「蜘蛛」は、結構嫌われる方も多いと思います。が、葉の上でじっとしている蜘蛛は、また面白い存在なのかもしれません。まったく 微動だにせずに・・・じっとしているんですが、獲物が来たときのすばやさは全く目にも止まらないと言う表現がピッタリです。

 そんな蜘蛛ですから 私は怖いものが無い存在のような錯覚を持っていましたが、しかし葉の上の蜘蛛にせよ 蜘蛛の巣の蜘蛛にせよ 彼らは近づくとすばやく身を隠すものが多いんです。と、言うことは逃げる理由・・・つまり 彼らも捕食される生命なのだと思いました。

 その葉を食べるものもいます。


d0047078_15595924.jpg 新しい季節の始まりには 本当に小さかったバッタやツユムシのその他の昆虫も日を追うごとに成長しているようです。

 これらの虫は、小さな頃 葉の上のベッドで守られているようにちょこんと乗っかっていたのが、いまではしっかりとつかまって自分の意思で生きているような感じをうけます。


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また葉に擬態するものもいます。
なんでこんな格好で・・・・?
そんな風に思えるコケティッシュな擬態もあります。
全く 自然は・・・・いや その中の葉っぱの上だけの世界を見ているだけで飽きることのない大きな世界があるように感じます。

これから 夏にかけて今以上に沢山の命のやり取りが「この小さな葉の上の大きな世界」で繰りかえされるのでしょう・・・・
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by squeu | 2005-06-09 21:15 | 葉っぱの会 | Comments(6)

ハッチョウトンボの湿地帯

日本で一番小さなトンボとして 知っておられる方も多いと思います。

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体調は18mmくらいのようです。

 小さな目の糸トンボの約半分 オニヤンマの1/4くらいの大きさです。この比較はわかりにくいかもしれません・・・2センチ弱のもの・・・・一円玉の直径が約2センチですから(100円は約2.3センチでした) 一円玉よりも小さい事になります。
 実際に一円玉を出していただければいかに小さいかお分かりいただけると思います。

  さて このトンボですが 生活できる環境が決まっているようです。
湿地帯が主らしいですが、休耕田などでもみられるようでう。が、休耕田は、基本的に短い期間の湿地帯ですので一時的に繁殖しただけと考えられるようです。

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 つまりだんだん生活の場がなくなりつつある昆虫の一つのようです・・・。が、現在はまだ沢山の地方で確認されているようです。

 そして わたしの地方にも湿地帯があります。
最初このトンボを見た人は、一様に驚くのではないでしょうか?

 「ちっ小さい!!」

 それが最初の感想でした。
トンボのミニチュアが目も前においてあるような感じに不思議さを感じました。
 そして 真っ赤な体・・・・赤いのはオスだけですが・・・笑
生き物では オスとメスの色や大きさが違うことは特に珍しいことではないかもしれませんが・・・・考えて見れば我々人間も多少なりとも同じといえるのかも知れません。

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 見つけて少し撮ったところで雨が降ってきてたのもあり、今回はオスしか撮ることができませんでした。まあ 見つけれなかっただけですが・・・笑!
 次回は必ずメスも撮ってこようと思います。


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 そしてハッチョウトンボがいるところによくある植物で モウセンゴケがあります。
私は まだ雑木林初心者ですので、これは初めてみました。もちろん 実物をですが。
 ファイダー越しのモウセンゴケは、思いのほか美しく感じられました。


身近な世界の当たり前にある 当たり前の光景なのかもしれませんが、この日 湿地でであった生物達は、今 私が実際に生活している社会からは 遠く離れた非日常的な光景のように感じられました。

 2センチ弱のトンボ・そのトンボを捕食する植物 モウセンゴケ その小さな生物たちの小さな世界に何か胸を打たれたようなそんな一日でした。
 
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 そして最後にこれも今回初めて見た「キンモンガ」その美しさで知らない人は蝶と間違える事もあるそうです。

 蝶と蛾の境目は非常に難しいと言う話を聞いた事があります。
主な見分け方に触覚の形があるようですが、それに関しては この蛾は蝶に近いようですし、昼間行動し花の蜜を吸います・・・?
 まあ その区別はともかく 蝶であっても蛾であっても美しいことに変わりはありません!

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ものの本では 山では日常的に見られる蛾のようですので、今度また会えるのを楽しみにしたいと思います。
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by squeu | 2005-06-04 16:30 | 雑木林 | Comments(8)