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スモーキング ストリート in Stuttgart

みなさん「ウォーキング ストリート」をご存知ですか?
世界的な歓楽街の一つですが、Stuttgartは「スモーキング・ストリート」でした。
前回の話と被っておりますが、改めてそのスモーキーさには頭が下がります。
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朝5時に家を出て、着いたのが・・・よくわかりませんが、たぶん19時間くらいでホテルについたと思います。飛行で寝れなかった私は、完全に体調不良で頭痛がします。
*ちなみにこの回前回とかぶっている理由は、写真があまっているのでなんとか少しでも貼ってしまおうという打算だけでなんの意味もありません。
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しかし、サラリーマンである傍、探検者でもある私は知らない街を前に出かけないなんてことはありません。歳はとれども冒険家魂は衰えることはないのです。最近ちょっと面倒ですが・・・

私は、先ほど親切に地図までくれたメドゥーサちゃんにお別れを告げて(鍵を渡したともいいます)、街に繰り出しました。つーか、望んで迷子になりに行きました。なんかまっすぐに少し行けば、歩行者天国になっているよう(メドゥーサちゃん解説)で、ともかくその方向に行ってみました。

なるほど、なんだかブランド店が結構あります。
まー買い物なんて興味がない私にはまったくどうでもいい感じであります。それよりも気になるのが、やはりここでもタバコプカプカの人が非常に多いことです。しかしも歩いてる人は、あまり観光客ぽくありません。たぶんほとんどがジモピーだな。と思われます。
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しかし、少し行くとやはりヨーローッパらいし建物があったりと、なかなか面白いものがありそうです。でももうあたりは暗しやらなきゃいけない仕事がある気もするので、適当に帰らなければと思いつつ勝手に路地を曲がっていく私の足・・・・

しかし、看板に英語もかいてやしない・・・
そんなものをみていると、なんで日本は英語の上に中国語や韓国語も書いているのか、実に不思議です。まあ、基本的に考え方が違うということもあると思いますが、英語だけかいておけば十分だろ!なんて、不思議に思いながら徘徊しました。
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そして前回書いたように・・・・

しかし、メドゥーサちゃんの地図と、街に立っている地図と比べながらなんとかホテルについた私です。

ここまで全くと言っていいほど仕事には触れておりません。
しかし、あくまで仕事をしに来ております。えっ? 出来るのか?
それは私が聞きたいくらいです。つーか、今までの感じでは、まあ通じないことはないし、突然喋りかけられると、聞き取れない時もあるけど、構えてればそこそこ聞き取れるかな?

というとこですが、実は完全に英語だけで仕事するのは、おそらく3〜4年ぶりだと思います。しかしもアジアン仕込みのブロークンイングリッシュです。やはり、不安でおっさんの小さな胸はいっぱいです。
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まあ、そんなわけで挨拶、社交辞令は全くダメです。
厳しそうですが、今更考えても仕方ありません。来る前に思った通り、俺を送り込んだ奴のせいでこれは決して私の落ち度ではありません。楽しみましょう・・・なんか楽しくないですか・・・。

そして人生最後と思われるヨーロッパ出張の第1日目は更けて行くのでした。
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by squeu | 2016-02-27 18:37 | ikokuにて・・・

水は乾いた体を潤し、乾いた気持ちにヒビを入れる!

10分程度の待ち時間があり、結構疲れていた私は、水分がとりたくなりました。
そこに偶然のように、パン屋(売店)があります。一旦は、こんなところで買ったら高いだけだと思いましたが、たかが水です。大したことないと思った私は、意を決して水を取り、店のニーちゃんに「いくらだ!」と聞きました。
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若く愛想のいいニーちゃんは、私に笑顔を見せて
「2ユーロ」
そう、2ユーロね。私は小銭をだしにーちゃんに渡すと、ゴクゴクと水を貪るように飲みました。
列車は、そこそこ快適で私が乗った車両には4、5人程度しかのっていませんでした。ちょうど夕方になる4時頃から5時過ぎの列車で1時間10分ほどです。
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まったりとした時間を過ごしていると、突然頭に直接疑問符を投げかけられます。
「2ユーロ」・・・あれ、2ユーロっていくらだ????しばらく計算ができませんでしたが、はっと気がつきます。えっ260円もするの・・・あの水。たっけー!

そう、疲れ切って身も心も乾いて傷だらけの私の傷口に、塩をグリグリと塗りこんでくる! それが私の見たドイツの正体です。やっぱ、アジアは安いしアジアのほうがいいんじゃない?
改めてそう思いました。
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そんな私の傷つき乾ききった体と心とは裏腹に、電車だけは順調に進み、ほぼ定刻でStuttgartに着きました。
初 ヨーロッパの町がこのStuttgartとなります。
まず駅の構内に売店がありますが、結構美味そうなものが並んでいます。横目で値段を見ていると、コーヒー0.99ユーロとか書いてあります。
水が2ユーロでコーヒーが0.99? いくら高速鉄道や空港が高いからって、高すぎだろ!

と、大声でいいたいところですが、私も大人です。心の中で大声で突っ込んでおきました。

建物を出ると、意外な光景が現れます。
人それぞれ、ドイツやヨーローッパのイメージはあると思います。
私のイメージは、比較的綺麗街、そして禁煙先進国であるのは当然と考えていましたが・・・・
えっ、なんでみんな歩きタバコしてるの?
しかも、結構たくさんの人が吸ってます。妻が見たら発狂しそうな光景です。まじかよ!
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そんな通りをたぶん宿方向と思われるほうに闇雲に進みますが、歩きタバコの人が本当に多く、煙いつーかちょっと気分が悪くなりました。
ちなみに、私も元喫煙者でいつ戻るとわかりませんし、それほどタバコに耐性がないわけではないんですが、例えばフィリピンでもこんなにたくさんの歩きタバコ人はいません。つーか、私がしていましたが・・・笑

一気に私の中のドイツのイメージが崩れました。ほんの数十秒で・・・。
ともあれ、ホテルには少し迷っただけで辿り着くことができました。
ここは野生の感というか、どこに行ってもかろうじてなんとかなっているのが不思議ですが、意外に私の闇雲はなんとかなります。迷う分時間がかかり疲れますが・・・。
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そしてホテルに一歩入ると・・・なんだそれは・・・と言っても写真がありませんので、なんのことか分からないと思いますが、受付の女性の髪型が、メデューサのような盛り上がりとくねくね感になっています。
顔もドイツ人って感じで(どんな感じが良くわかっていませんが)、凛々しいというか美人です。

おおーすげーと思っていたら、紙になんか記入しろって言ったけど良くわかりませんでしたか、まあ英語で書いてあるだろうと思ってみると、ありません。オールドイツ語です。
人生適当が一番!をモットーにしている私は、適当に書いて渡してやりました。
おねちゃんに、何これわ?的な顔をされて、結局書き直しさせていただきました。
適当に書いてすみませんでしたm(_ _)m
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まあそんな感じでチェックインしましたが、地図はいるの? とか、現在時とかモールの行き方など丁寧に殴り書いてくれました。
ともかく荷ほどきをして、当然街に繰り出します。
今回は地図まで手に入れましたので、非常にラッキーです。いつもなら知らないのに歩いて迷って、もう駄目だと限界を越してからホテルに帰るのが、私の海外での日課ですが、今回は大丈夫!!

でもありませんでした。
駄目なんですよねー。なんか明かりがあったりするとついつい知らない角を曲がったりしている内に、わかっているつもりの方向も分からなくなっています。 しかしこれはきっと私だけではないと思います。きっとですが・・・。
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ともあれ、駄目と言っても誰も助けれくれません。ひたすらだと思う的な方向に歩みを進めます。
まあ、いつものこととはいえ、歳をとるごとにだんだんときつくなっています。
結局、最初ホテルを出てから2、3時間後にやっと戻ることができました・・・。疲れましたが、一応仕事できてますので、メールチェックと、無地に着いた一報だけ入れておきました。
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by squeu | 2016-02-25 18:13 | ikokuにて・・・

ドイツ(Stuttgart)の洗礼

まず断りを一つ、Stuttgarって、ストゥツガルトでいいんですかね? 良くわからないのでこれだけ英語表記にします。
飛行機を下された私は、ふらふらとイミグレを探します。
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「さっぱりわからん!」

ドイツ語ばっかじゃねーか? 
良く見るとドイツ語の下に、かろーじて申し訳程度に英語がありましたが、どこに行けばいいのかわかりません。

「捨てる神あれば拾う神あり!」

この時ばかりは、日本のことわざの凄さを改めて思い知りました。そう、近くに数人の日本人がいて、みんなわからないようですが、一人が「ここでいいんじゃねぇ」的なことを言っていたのを、しっかりと盗み聞きした私は、当たり前のようにその列に並びました。似たような日本人が、おそらく10人ほど・・・いかにも当たり前の顔をして並んでいます。

「○✖️△・・・・・!」

何かを職員が叫びます。
我ら日本人一同、隣の列に民族移動となりました。
つーか、みんな分かったような顔して、同じレベルじゃねーか!と心で吐き捨てるようにつぶやきましたが、きっと他の方も同じように思っていたことでしょう。
まあ、最初私たちが並んだ列には、ユーロマークなんでしょう。なんか変の紋章がみたいな表示がありました。
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さて、早速ドイツの洗礼を受けた私ですが、イミグレは簡単に通過。
当然・・・などど、すでにフランクフルト空港には勝利したつもりになっていました。そしてそのまま進むと、ゲートが二つありみんな何故か、ひだりのゲートばかりに進みます。

表示をみるとどっちでもいいようです。
ふふっ素人め!
今度こそは大丈夫。そう、アジアとはいえ海外はそれなりに行っています。空港程度どこも似たようなものです。
自信満々に誰も通らないゲートをくぐり抜けます。
でも行っても行っても荷物受取所の看板がありません・・・・何故? なんだこの空港は!!どこまで俺をおちょくれば済むんだ!と、心で思いましが、そこはそこ、大人ですので間違っても顔には出しません。

涼しげな顔とは反対に、だんだんと面倒臭くなりました。
(最近はこの程度でこまったと思わなくなりました。面倒という感情しか起きません)
で、思いついたのはそれらしい人に着いていけば、わかるだろう! 無意味でした。全然違う方向に進みましたので、30秒で奴らをお払い箱にした私は、しょうがなく空港の案内の親父に聞きました。

「そこの階段下に降りたところ。」
親父のくせに、なんてぞんざいな態度でしょう!とは思ったものの、ここは表面上は大人しく彼の言うことを聞く、大人な作戦でいくことにした私は、言われた通り階段をおりると、寂しそうな私の荷物がベルトの上を回っています。
「遅くなってすまん!」
まあ、随分古いカバンなので、大事でもないし本当はすまんなんて気持ちはまったくありませんが、とにかくこの初めてのルールに、

「これはわからん!」

そう思いましたが、ふっと思い返してみると知った顔で一人だけ別の入り口から出てきたことを思い出しましたが、ここは全て空港のせいにすることにしました。

ともあれ、荷物をゲットした私は、次は列車探しの旅です。
しかし、長距離列車と書いてある方でいいだろうと適当に進んでいくと、あっさりクリアしました。
まっ、ドイツといえど対しことないな!そう鷹をくくった私でした。
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でも、これ切符どこで買うの?
目の前には、旅行会社のブースのような建物がたっているますが、ドイツ語だけでわかりませんが、リザーブなんとかと書いてあるようなのできっと旅行会社だろう。と、思い数周まわるも他にそれらしいものはありません。
すでに疲労も極限に達していますので、とにかくそれが旅行会社だろうがなんだろうが、切符を買えればいいし、買えなくても場所を聞けばいい。

あっさり買えました。
けど、何?みたいな顔をされました・・・いや、何言ってるの!くらい、言われた気がします。
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(でもちゃんと、搭乗時間もプラットホーム番号も丁寧に教えてくれました)

ここで旅行上級者の私からみなさんに一言、知らないところに行くときはちゃんと調べら方がいいしょう!
いやー、結構忙しかったりしたんで聞きゃいいだろうと、思ってほとんど調べていませんでした。だからドイツなんてきたくなかったんだよ。そう思っている私に、ドイツは早くも次の罠を私にしかけて来たのでした。

つづく・・・・気がする・・・・。
あーちなみにネタはあるけど写真はほとんど撮っていません、逆にネタがないときの写真はたくさんあります。
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by squeu | 2016-02-23 19:00 | ikokuにて・・・

初めてのヨーロッパ突入・・・空路12時間は長かった

こんにちは
前回、突然ドイツ、イタリアに仕事に生かされることを書きましたが、きっと自慢だろうと思っている人もいると思います。
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あえて私は、聞きたい! 欧州の人とと3日も4日も英語で打ち合わせをしてこいと言われたらどうしますか!
もちろん、語学を勉強したとか、得意な方でそういう仕事についている人は問題ないでしょうが、私はアジアへ多少出張とか駐在が多かっただけで、英語が得でも勉強してきたわけでもありません。

「玉砕!」

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頭に浮かぶのは、この2文字です。
だってですよ、英語なんてそれぞれの国の訛りがもろ発音にでるでしょ。
私のような中途半場な語学力じゃ、不安でしょ! ドイツ人と話したことないし・・・もちろんイタリア人とも一度も話したことはありません。自慢じゃないですが、文法めちゃくちゃのアジアンイングリッシュしかはなせません。
むちゃ、怖いです。

そこで私は考えました。どうせ、今回で最後になるだろうから、適当に初ヨーロッパを楽しめばいいのではないか?
そう、これは俺を送り込んだ人の責任です。何があっても私の責任ではありません。
だって、英語ずっと苦手だって言ってるしぃ!

ともあれ、言い訳してももうセントレアに向かっていますので、引き返すこともできません。「玉砕」の2文字を胸に突入です!
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まずは、ドイツです。
フランクフルト空港まで12時間・・・長い(^_^;)
ちょっと想像がつきません。ちなみに4時間以上は、飛行機に乗りませんと会社にはずっと言ってあります。4時間でも結構つらいですから・・・。

で実際ですが、むちゃくちゃ長かったし、うまく寝ることもできませんでした。
もちろん会社が用意してくれたのは、エコノミー・・・映画も見ましたが、英語で何を言っているのかよくわかりません(T . T)
いや、日本語も選択できたんですが、一応今から英語で仕事と思うと、少しでも慣れるかと思ったんですが、人間急になんとかしようとしても無駄であることを改めて思い知らされただけでした。
それどころか、よりヤバさを実感してびびっただけでした。
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完全にやられた感じで、感覚も麻痺した頃やっとフランクフルト空港に到着しました。
体調は最悪で、徹夜明けしたようなだるくて風邪を引いている感じです。今から列車に乗ってStuttgartまで・・・面倒臭い。
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by squeu | 2016-02-21 17:07 | ikokuにて・・・

フィリピンの夜の過ごし方

フィリピンは言わずと知れた南国です。

昼間 暑い中で仕事をした後に時々行くところがあります。
普通に言えば、BARやPUBという類いのところですが、実は私は元々あまりお酒が好きじゃありませんし強くもありませんので、一人で行くことはほとんどありませんが、そんな私でも時々は一人で行くこともあります。

その理由は、その空間の気持ち良さです。

私の住んでいる近くには、ショッピングモールがあり、その中程の結構大きなスペースの両端にパブが並んでいます。
そしてその真ん中のオープンスペースに椅子や机、パラソルが並べられてそこで飲めるようになっています。

また、週2、3回はなまバンドの演奏が行われますが、別にお金を取られるわけでもなく誰でも聞くことができます。

昼間は暑いのですが、夜になると以外に風が出てきて、バンドを聞きながら風を感じて飲んできると、お酒な嫌いな私でも

「悪くないかもな!」

そんな風に感じさせる心地よさがあります。
私は、日本であまりそういったところに行ったことはありませんが、そういったおしゃれなところだと結構な値段がするようなイメージがあります。

最も日本の物価でお酒を飲もうとすれば、それなりにお金がかかるものですが、物価の違いが最も大きいのでしょうが、どの店も大体50〜60ペソ程度でビールが飲めます。

酒飲みにはたまらない国かも知れません。
このスペースは、特に外国であることが感じられて、非常に安いこともあり出張者を連れて行くと受けがいい場所の1つとなっています。
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by squeu | 2013-09-05 22:23 | ikokuにて・・・

南国の雨

今日は雨が降っている。

激しく降っては止んで、少し時間が経つとまた激しく降る。

雨は嫌なものだ。
一般的には、そういうものだろう。
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私も雨が好きかと言うと、決してそういうわけではない。

しかし、今日の雨は何故か違うように思える。

それは雨が違うのではなくて、私の心がいつもと違うせいであると思う。

フィリピンに来て、もうすぐ2年が経つ。
その間 いろいろとあったと言えば色々あった。
でも、無かったと思うと何もなかったように思う。

駐在者には2通りのタイプがある言われているのはご存知だろうか?

1つは、海外を存分に楽しむタイプ、そしてもう一方は、赴任当初より帰国日を指折り数えて待つタイプだ。

私は間違いなく後者のタイプだ。
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2年間、24か月、約100週、約730日・・・とても両手では数えきれないが、それがあと3、4週間にまでなった。

遅々として進まない日々をずっと数えて、やっと先が見えてきた。

しかし、あと少しになってもやはり気持ちは変わらずに、毎日残りの日数を数える日が続いている。
そんな時に、ふとやりきれない気持ちになる。

誰にでもあるのかも知れないが、どうしようもない「心のわだかまり」とでも言うものかもしれない。

今日の雨の音は、そんな心のざわめきをかき消してくれるようにさえ感じる。

強ければ強い程、このなんとも言えない嫌な気持ちも一緒にどこかに流してくれるような・・・・

もっと強く、そうもっと強く降れ・・・・・
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そう雨に語りかける自分がいた。
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by squeu | 2013-03-05 19:04 | ikokuにて・・・

子どもに伝えたいこと・・・・

私には子どもが二人いる。

二人とも女の子だ。
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一人は今度高校生となり、もう一人は中学生になるが、どこの子も同じなのかも知れないが、上はやたらとしっかりしていて、自分で進んで勉強もしている。

しかし 下の娘はだらだらですでに人生にまじめに取り組んでいないようなところがある。
まあ 小学生であったのでそれも仕方がないとも思うが、別に比べるわけではないがどうしても上の娘を見ると大丈夫か?と疑問を感じる。

しかし、結局のところ彼女の人生は彼女が決めるしかない。
親としてやってやれることなどたかがしれているのが現実だろう。と、思う。

いつも言っていることであるが、私はたいした人間ではない。
でも 大人として多少君より知っている事はある。

それに、小さいかった頃より、いつも出張や海外駐在で十分に家に入れなかった事は大変申し訳なく思っている。
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そんな私が君に伝えたい事は・・・・

私が知っている世界などたかが知れている。
でも、少しその事を伝えたい。

世界には、たくさんの人がいる。
そしてたくさんの生活がある。

毎日の食事に困っている人もたくさんいる。
それは 今の君の生活からは考えられないことであるのは良く分かっている。
しかし そんな現実が実はごろごろと転がっていることは理解してほしいと思う。

そして、日本ではそれほど感じないことであるかも知れないけど、一歩日本を出ると学歴も非常に大切なファクターだ。

何も学歴をどうしても身につけろとは言わない。
しかし 聞いて欲しい話がある。

例えばある国では、日本で言う中卒、高卒、大卒であるかで大きな待遇の違い、選べる仕事の違いや給与の違いが発生する。
その違いは日本の比ではなく、それぞれの間に軽く倍程度の差が生まれている。
そして、学歴のない人達は、一日に12時間以上働いても高学歴の人の給与にはとても追いつかない世界もある。

もちろんその世界においても、一部の人たちは学歴を超えて活躍しているが実際のパーセントから言うとそれは奇跡に近い数字である。
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大切なのは、奇跡は奇跡であり、通常起こらないから奇跡なのであるということだ。
そして 奇跡を掴むにせよ多くの人は、何らかの努力をしている。

結局、努力はどこかで必要となって来る。

君が将来どんな生き方をするのか?まだ想像もつかないが、現実の世界は漫画とは違い、奇跡などまず起こらない。
一日12時間以上働いて、苦しい生活を選ぶのもそれは君の人生だから否定はしない。
しかし、それは長年にわたり若い頃勉強をする以上の努力と忍耐が必要となる。

勉強がしたくても出来ない人もたくさんいる。
今ははっきりと話せないが、売春しか選択のない状況に陥る人もたくさんいる。
それは産まれたところの違いで、それが君や私の運の良さなのかもしれないけど・・・・

それが、人生と言うものではないかと思う。

確かに、日本にずっといる限りそんな極端な状況は起こらないかも知れない。
でも、頭の片隅にだけでも覚えておいて欲しい。

人はいつか努力をしなければならない時がくる。
それが早いか、遅いかだけの違いであり、明らかに若い頃努力をしなかった人達の方が将来においてたくさんの努力や苦労を強いられる事になる。

君は親の僕から見ても才能豊かな子どもであると思う。
どうか その才能に溺れずに自分をしっかりと見つめて生きて欲しいと思う。

私自身たいした人間ではないことは十分に良く分かっているし、君に与えられるものなど君の人生にとって、ほんの少しであると思う。

そして、そのほんの少しが、私が見た「世界の現実」である。
いつか 君が私と同じ世界を見る機会がくるかも知れない。
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学歴など全てではない。
必須でもないと思うけど、ただ努力を惜しんでいるだけでは自分の未来は切り開けない事は理解して欲しいと思う。

どうか自分自身をしっかりと見つめて、自分らしく輝いた人生を送って欲しい。

ー愛する娘へー
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by squeu | 2013-03-02 12:21 | ikokuにて・・・

感覚の違い

自分の感覚が正しいものとして、通常人は生きています。
当たり前のことではありますが、これは非常に大切なことであるとも思われます。

何故ならこの感覚自体が、人の相性、人付き合いをして行く上で重要な役割を果たすからでありますが、それはときに常識という言葉に置き換わっているときもあるようです。

そしてそれは生きていく上、特に人付き合いの上で非常に重要で人によってはゆるぎないものと感じている人も多くいることでしょう。
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しかし 海外に出ると日本の常識というものは通じないと言うことが時には起こります。
その違いに起こる人もいれば、そのまま溶け込んでいるタイプの人もいるようです。

そんな ちょっと不思議に感じた話を少し・・・・・・

フィリピンには、沢山の人たちが住んでおりそれぞれの状況の中で生きています。
裕福な人・普通の人・貧困を抱える人・それ以下の人たち・・・それぞれの常識の中で生きていますが、面白いと感じるのは、それぞれの常識をお互いが許容しながらある意味で共存しているところがあります。

その区分けや感覚的に理解しているかと言えば、それほどでもなくなんとなくこんな感じか程度ではあります。

私がお世話になっている会社には、掃除の人がいます。
この方は掃除だけを専門にする人になりますが、日本なら圧倒的に年配の女性が多いところですが、こちらでは女性もいますが男性もそういった仕事についています。

当然 フィリピンの最低賃金に属する人たちになるのだと思います。
実際の賃金も以前確認しています(仕事がらみで)が、正確には忘れました。

そして男性と言っても、20代の健康そうな男性がやっているケースも多くあるようです。
別にと言えばそうかもしれませんが、日本ではまず見られない光景です。
日本で見られないわけを少し考えると、そこには常識や当たり前の世界が大きくずれているという事に気づかされます。
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ちなみにそいつは、体格もよくヒゲをはやしています。
例えば軍隊にいても何も違和感を感じないようなタイプ(マッチョではありません)です。
当然 日本ではありえないことです。
そして、毎日毎日掃除だけを永遠にやっています。

もし私たちがそういう仕事をしなければならないとしたら、私たちはどう感じるか?
そう考えると、日本人の気持ちでは非常に陰鬱になるのが普通と思いますが、それが実に明るいし他の人とも普通に会話をして楽しそうに笑いながら仕事をしています。

自分は自分であることが、許容されている世界なのかも知れませんが、これは我々にとって驚異的なことであるように思います。

フィリピンは、仕事がなかなか無い国といわれており、出稼ぎが多い国ですので仕事があることがありがたいと感じる側面はあると思いますが、そこに悲壮感のかけらも感じないのは正直「すごい」と思います。

もちろんそれは表面的な話なのかも知れませんが、毎日顔を合わせますので多少話したことはありますが、そこには日本が持つような悲壮感や屈折はなく、なにかあっけらかんとしていました。

そして、もう一つおどろいたのは、彼のトイレの掃除方です。
日本のトイレ掃除といえば、長靴とマスク、そして長いゴム手袋を使用しています。
それはトイレに対して、汚い・不浄であるという感覚的なものもあるのでしょうが、もし自分がやる事になればやはり同じように感じると思います。
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しかし彼の掃除方法は、少し違っています。

いつものようにトイレに行こうとすると、トイレの前にスリッパが揃えておいてありました。
「一体 なんなんだろう?」
そう思いながら、トイレのドアを開けるとそこには、裸足でモップを持った彼が明るい笑顔で
「Good morning, Sir!」
と、人懐っこい笑顔で声を掛けてきました。

「おおー!」
と、心の中でおどろきながらも普通に挨拶はしましたが、床一面に水をまいて、モップで掃除しながら素足でそこに立っている彼は、まるで子供が水遊びをしているようにも見えました。

トイレを使っていいと言うので、とりあえず用を足したのですが、床の掃除を終わった彼は今度は私の隣の便器を布掃除を始めていますが、もちろん素手です。

そして、掃除をしながら時々こちらに人懐っこそうな笑顔を向けてきます。
とりあえず微笑み返しましたが、心の中では一体なんなんだろうか?
もちろん トイレに対する感覚の違いと言うものは、当然あるのでしょうが、それにしてもこの屈託の無い笑顔に何か底知れないものを感じました。

ふと、「常識とはなんだろう?」、そんな疑問を考えざるを得ませんでした。
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あれから2年、今も彼は楽しそうに素足でトイレ掃除をしています。

*とくに年齢を聞いたことはありませんが、彼はおそらく20代前半、元ラッツアンドスターの鈴木雅之似の色黒で元気な若者です。
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by squeu | 2013-02-26 22:02 | ikokuにて・・・

少しずつカウントダウン

実は後、1月と一週間でフィリピンとはおさらばです。
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まる2年間いた事になります。
いろいろとあったと言えばいろいろとありましたが、名残惜しいかと言われると、まだまだそんな気持ちにはなりません。

きっと、もうすこし時間が経てば、そう思うようになるのかも知れませんが・・・。

今回も特にネタはありませんので、フィリピンの不思議について書きたいと思います。

私達日本人が、現地に行くとこう呼ばれます。

「Sir.」

まあ 普通知らない人には敬称としてSirを付けると言うのはありますが、他にも理由があります。
それは日本人が管理側の人間であると言う事からです。

フィリピンは、階層社会と言っても過言ではないと思います。
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金持ちの子供は金持ちです。
小金持の子供はやはり小金持になる事が多く、庶民の子供は庶民、そしてスラムの子供はやはりスラムで暮らし、ストリートファミリーの家族はやはり将来においてもストリートで暮らす事が多いようです。

もちろんそれが全てではないと思いますし、またそう信じたくもあります。

何故 こんな事が起きるかと言うと、教育にお金が掛かるので、それを捻出できるかどうかというのも非常に大きな問題であると思われます。
所謂、「貧困の連鎖」や「貧困の相続」と言う問題です。

しかし 不思議なのはそれ程はっきりと分かれていても、お互いに気軽に話をしているところを見ると特に、それによって差別などは内容に感じます。
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しかし実際、例えば結婚などは同じ家格の家以外との結婚はなかなか大変なのが現実のようです。

何故かと言うと、こんな話を聞いた事ないでしょうか?
フィリピンの人と結婚して親戚まで面倒目て云々とか・・・・。

これはどうも日本人だから起こる現象ではなく、同国人同士でも事情は全く同じであるようです。
つまり、家格が合わないとお金の話もそうだし、同じレベルの付き合いが出来ない。
また フィリピンは離婚がなかなか出来ない国でもありますので、その辺り慎重にならざるを得ないのかもしれません。

つまりそう言う国民性を持った人達と言う事になります。
逆にフィリピン人と結婚して、現地で破産したりする日本人もいます。

「金の切れ目が円の切れ目」
と、言う言葉があります。

日本であっても一家離散になるケースが非常に多いと思いますが、ところ多くのフィリピン女性は一文無しに成っても離婚せずに日向に日陰にその男性を支えるタイプが多いようです。

つまりお金があればみんなに分けなければならないが、お金がなければ誰かから援助してもらえるのが当たり前の不思議な社会です。

ある意味、愛すべき国民性とも言えるのかもしれません。
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もちろん、それはフィリピンの奥底まで突っ込んだ人でないと体験出来ない事ですので、私のような表面を通り過ぎるだけの人間が体験できる事ではありませんが・・・・

おわり
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by squeu | 2013-02-23 20:41 | ikokuにて・・・

17歳の少女

ひょんなことから17歳の少女と知り合った。
知り合ったと言っても、それほど良く知っているわけではない。
ほんの表面的にだけである。
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フィリピン等アジアが非常に混沌とした部分を持っているのは誰でも知っていることだが、それに触れる事はなかなかできないし、一般の会社員となると生活圏が違ってくる為になかなか知ることは出来ない世界と言うものがある。

ただ そう言った趣味や目的で海外旅行する趣味でもあれば別であろうが、あまり一般的な世界ではないように感じる。
ただ、情報だけは知っていた。

もともとは、出張者が来たときにオープンバーへ飲みに行ったのがきっかけである。
そこは15,6件のバーがオープンスペースに、椅子やテーブルを出して飲む非常に快適な空間であるが、そういった店にどの店にも必ず一人のゲイかレディボーイがいて、その場を盛り上げている。

まあそのゲイが、女は要らないかと言う話になり、そして来た女性が彼女だった。
一応 私は断っているので、同僚への紹介と言うことであるが、最初は19歳だと言っていた。

そんな事から、あまりにも言葉が不自由な同僚の為に連絡役として私の携帯電話が利用された。
ちなみに私も十分に不自由なうちの一人であるのだが・・・・。

その後同僚の出張が終わった後も、商売熱心なのか、時々にメールが来る。
そんな表面的な知り合いだ。

何がきっかけだったのか・・・確か誕生日か何かであった気がするが、彼女が現在17歳であることを知った。
もちろん同僚には、犯罪者になったことに関して、お祝いのメールを入れておいた。

しかし 考えて見ると私には来年高校生の娘がいる。
その娘と比べると2、3歳しか違わないのである。

何故?
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当然のようにそんな疑問と興味が起こってくるが、だからと言って私がどうする事も出来ないことだし、正直どうする気もない。
よそ者が、言ってもそれは大きなお世話であるであろうと思われる。

彼女の話では、イタリアンレストランで働いていて、時々そういった仕事をしているようである。
そして現在、高校を休学して、お金をためて復学する予定らしい。
実際 同級生という女の子にも会った・・・が、それがまた本当に子供で家の娘よりも子供に見えるくらいである。ただ本人は19歳と言われれば、そうかと思う程度であるのだが。

こんな詮索は本当に大きなお世話であると思うが、なにげなく興味を持ったので、一度紹介したゲイボーイに、イタリアンレストランで仕事を本当にしているのか聞いてみた。
はっきりと言わなかったものの、答えはどうも「NO」であるようだった。

もちろん だからなんだと言う事ではないのだが、時々何か辻褄が合わないように感じたので聞いてみた程度のことである。

そして現実の世界には、そんな状況などいくらでもある。
もちろん、それほど沢山の事実を知っているわけでもないが、そのゲイボーイの知り合いだけでも16歳から十数人は呼べるそうである。

彼女が何故、そういう仕事をしているのかなど分らない。
聞いてもお金と言うだけだろうし、別に彼女と関係を持ちたい分けではないので客でもない、実に微妙な関係で十分であると思っている。

しかし、フルネームを聞くと韓国とフィリピンのハーフであるようだ。いわゆる「コピノ」となるのだろうが、それを考えると家庭の事情というものもきっと複雑なのであろうと思う。

そして、彼女が話していた親の話も、どこまで本当であるのか怪しいものであるとも思う。

でも、それはそれでいいのかと最近は思っている。
どういう理由であるにせよ、人には言いたくないこともあり、少しかっこいい事を言うためや体裁を取り繕う為に嘘をつくことだってあるだろう。

ただそれだけの事のように思う。
言いたくなくことを無理に言わせてどうするのか?
通給したところで、何も意味はないだろうし、ただ少し興味を持っただけの無責任な立場である。
まして 複雑な家庭に育っていればよりそうであろうと思う。

それにしても、家の娘と彼女との違いは一体なんであるのか?

生まれた家庭のなのか?
国なのか?
環境なのか?
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きっとそれらの複合的な違いであろうと思われるが、その中でいろいろな選択をして生きていく。
それは大人も17歳の少女も何も変わりがないのであろう。

そんな奇妙にも思える日常が今日も流れていく。
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by squeu | 2013-02-20 21:44 | ikokuにて・・・