信じるものは救われた後、裏切られる!
2016年 03月 20日
イタリアにも自販機があるのか?
と、興味を持った私は、近づいていきます。
我々日本人に取って、自動販売機はどこにでもあるなじみ深いものですが、国によってはほとんどない国もあります。あったとしても、数が少ないとか我々のイメージとは違うことが多いと思います。そして、この短い徘徊でも今回初めてみる販売機かと思われます。
イタリアへ来て、まだ数時間しか経っておりませんが、この数時間でイタリアは私を裏切り続けました。私がこれは何かの罠ではないかと勘ぐったとしてもなんら不思議はないと思います。
近づいてみると24時間となっています。
イタリアの私のイメージは治安はそれほど良くないように思っていましたが、こんな自販機があると言うことは以外といいのかもしれないな。そう思いましたが、こんなことで今まで騙されたことを許すほど、私はお人好しではありません。
とりあえず、買い方もわからないしもう少し食べ物屋を探すことにしました・・・・が、諦めた私は数十分後には、自販機の前に戻っていました。腹減ったし、喉も渇いたんです。
恐る恐る小銭いれて、コーラと水を買ってみました。
うーん、普通に買える・・・・。よく見るとスナックとかも売っています。
そして下の方に、なんか不味そうなパンもあります。何か挟んであるようですが、とっても美味そうには見えませんが、背に腹は変えられないということで試しに買ってみることにしました。
「天才的な閃き」とでも申しましょうか?
このパンならかじりながら歩けるではないか!と思った私は味には目を瞑ることにしました。
天からの声というか、イタリアに来て初めて優しさに触れた(自販機ですが)私は、意気揚々とホテルへ帰ることにしました・・・・・・が、何かがおかしい・・・・。
そう、いつの間にか道が変わっていました・・・念のためですが、迷子ではありません。あくまでイタリアの道が勝手に変わったのが原因であります。でも、心配は要りません。知らない国で道に迷うこと数知れず、でも未だに運良くなんとかなっている私です。今回も・・・またかぁ・・・と、少し自分でうんざりしました。
まあ、さすがに多少の目印は、覚えているのでなんとかなるでしょう。
こう言った時は、焦らないことが重要です。気持ちを大きく持って少し長い散歩をするつもりになるが大事です。先ほど手に入れたパンもありますので、心配入り・・・・あれ、パンが開封できない・・・・以外としっかりとシールされています。
また運悪く鋭利なものなど、まったく持っていません。
帰り道(迷い道)ずっと、パックを開けようと努力しましたが、手が痛くなっただけで結局ホテルに帰るまで、パックが開くことはありませんでした。