ドイツ脱出・・・最後の呪い

さて、結局チェックアウトまでの時間、無駄に妄想にふけっただけで終わった私ですが、言い訳させていただくならば、きっとこれが時差ぼけです。そうです、全部時差ぼけのせいです。私が仕事できないのも、語学力がないのも時差ぼけのせいなんです。
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と、今日も見事に人(他のもの)のせいにできたところで気持ち良く話を進めたいと思います。
さて、駅といえば切符を買わなければなりません。でも大丈夫、もう切符を売っているところのマークはしっかり覚えましたし、フランクフルト駅にはやたらめったらありましたから、駅に行きさえすれば、何も心配はありません。

しかーし、ここでやらかしてこそ!私です。
きっとフランクフルト空港の荷物で迷うのも、私だけだと思います。そうです、私結構天然なんです。
えっ知ってる・・・あなたも大人なら黙っててあげなさい!!
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えー切符売ってるところわかりませんでした。
たしか、この街に来たときどっかで見た気がするんですが・・・わからん。で、プラットホームの方へ行ってうろうろしてみましたが、やっぱりありません。なんかドイツは改札がないようで、普通にプラットホームまでぷらっといけちゃんです・・・・ここ、笑うところです。遠慮せずに笑ってください。プラットとぷらっとが掛かってますよぉ・・・。

うろうろしているうちにトイレに行きたくなりました。
どこだぁああ!と、心から叫びたいところをぐっとこらえて、看板通りに行きますが・・・あれ、ないじゃん?気がつくと駅の出口へ階段を降りきっています????
しょうがないので、もう一度登ります。なぜならこの上にトレイの看板があったんです。

ん?何これ・・・これがトイレ・・・なの?
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ありました。私の常識とは少し違うイメージのトイレです。
なんか、クリーニング屋とか、コインロッカーかと思いました。しかも入るのに1ユーロ・・・て、それ高すぎない? と、思いながらもしょうがなく1ユーロだしてトイレ切符みないなものを買って入りました。
しかもそのトイレ切符、よく見ると提携店の割引券が兼用になっているようです。しかも0.5ユーロもです・・・つーか、商売かい!
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まあ、ちょっと面白い経験したので良しとして次は切符です。
荷物も持ってるし、面倒になってきたのですました顔の女性がブースの中にいたので聞きました。(きっとなにかの予約かなんかの相手?)すると笑いもせず、

「50m先の階段下りて左のところ!」

と、ぶっきらぼうに早口に言われました。こいつ・・・「か弱いおじさんにはやさしくしなきゃいけないんだぞ!おじさん死んじゃうんだから」と思いましたが、すごすごと言われた通り50m行って階段を下りて左にありました。つーか、見たと思ったんですが、ここでした状態です、出入り口が何箇所かあるんですが一番縁のここにしかないんです。
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私は日本男児です。
そう何も恥ずかしがることはない! そう思い今回は思い切って中央からどうどうと潜入いたしました。どうでしょう・・・やっぱり柄にもなく中央からっというのが問題だったんでしょうか?やはりこそこそと一番端から入ればこんなことにならなかったのでしょうか?

と意味のない反省をいたしましたが、実はここに最大の問題があります。
もしかしたらチケット売り場の看板があるのかも知れませんが、私が看板で唯一わかったのが「TOILET」です。でもこれってフランス語でしたよね。そう、英語の表記がないから、全くわかりません。聞くしかなかったんです。

そう思いながら、切符売り場にいきます。
初めてくるところですので勝手が全くわかりません。窓口が1から9番くらいまでありますので、空いたところにすかさず滑り込むと、
「順番のチケットはありますか? ごめんなさい、あっちでチケット取ってください。」
そう、日本の役所や銀行・郵便局でみる、あの悪名高い、順番チケット先にとってくれ的なところでした。
よくわからないまま、ここかと思うところにいってチケットもぎ取って座っていると、私の番が回ってきました。
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「フランクフルトまで」
言ってやりましたよ。そりゃはっきりと私の意志を伝えました。
「この便でいいですか?」
「それで」(言われるがままで何も考えていません)
するとおかしな沈黙が・・・・何?
「あと5分しかないけど大丈夫ですか?」(そんなん知らんがな、大丈夫だから売ってるんちゃんのん?)とは思ったものの、
「それ、あまり時間ないってこと?」(あー面倒)
「ええ、次は何分だけどどうしますか?」
「じゃ、それで」
最初からそれ売りやがれ、と思いつつおばちゃんを見ると
「この電車ね、今1分遅れになっています。あとは問題ないけどね」
いや多分60歳前後の方と思いますが、最高の笑顔ってやつですか・・・おもわずこちらも嬉しくなるような笑顔で、他に列車についていろいろと教えてくれて、最後に
「気をつけて行ってください!」
と丁寧な言葉をもらいました。
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あれ、俺ってこういうことで感動するタイプの人間だったかな?
答えは「否」です。おそらくそう感じることさえ、人生で初めてであった気がします。
ヨーロッパもなかなか悪くないかもな・・・簡単に感化される単純な私でありました。
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by squeu | 2016-03-05 19:29 | ikokuにて・・・


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