連続で更新させていただきます。
連続更新なんて、俺って結構すごい!なんて思っていますが、誰も気にしてないでしょうから本題に移ります。
正直な話をします。
私がいつも行く森に行き始めてから、おそらく10年くらいになるのではないかと思います。他の場所に行かないわけではありませんが、基本そこばかりです。
「あきないのか?」
正直、あきたと感じるときはあります。
何度言っても基本森は森ですから、何かが急激に変化するわけではありませんので、特にシーズン中盤以降はだらけて行かないなんてこともよくあります。
まあ、それは忙しいかなどにもよりますが・・・。
しかし、いつもほとんど変わらない森ですが、実は毎年少しづつ変化しています。
それは蝶などの発生率や、それに合わせて観察できるものの種類と数は決して一定しているわけではなかったりします。
が、基本観れる種類は限られていますが、その構成は少しづつ違ったりします。ただ、それに気がつくかどうかという問題だと思います。
そして、草木に関しても毎年少しづつ変化しています。
しかし、我々の感覚からすると、とてもゆっくりと変化しているために見落としがちになるのではないかと思います。
そして私たちにそれぞれの人生があるゆうに、この森自体、草木、虫、鳥、動物等もそれぞれにあった営みをしています。
いつもの道を歩いて行くと、おかしな輝きするものが石の上に乗っていました。
「なんだろう?」
おおよそ森には、似合わない色です。
私の知っているこの森でこれに近いものを考えましたが、最初は全く思いつかなかったのですが、少し考えて「タマムシの羽?」かと思われました。
タマムシは、夏の虫ですので昨年鳥などに捕食されたタマムシの羽だけが落ちて、ずっと石の上にあったのかな?
そして、半年後に俺が見てるのかな?
まあどうでもいいことかも知れませんが、その時間軸を考えると何か壮大な感じがしました。結局、僕の知っていることよりも、僕の知らない森のほうが圧倒的に多く、そのほんの表面を見ているにすぎないのだろう。
そんな森の表情は、私のように感性の鈍い人間にはあまり感じられませんが、きっと私が見ているよりももっともっと奥深いのだろう、そんなことを考えながら森をあるきました。
*昨年撮影のタマムシです。